「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

 

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SCENE 切り取った場面

SCENE 「スノ-モンスタ-と写真家の物語」

山形県山形市に湯煙を上げる蔵王温泉は、開湯以来1900年ともいわれる日本でも歴史を誇る名湯といわれています。

 

PH1.25という強酸性の硫黄泉が特徴で、夏には公共大露天風呂が有名ですが、冬の蔵王の名物といえば、そう!「樹氷」です。

 

「スノ-モンスター」とも呼ばれる樹氷は、アオモリトドマツという木に、雪雲の中の過冷却水滴がくっついて凍りつき、そのすき間に雪が取り込まれて固くなるのを繰り返して成長したものです。

 

スノ-モンスターは東北・奥羽地方の一部の山でしか見ることのできない、貴重な自然現象の造形美なのです。

 

毎年、1月から2月の蔵王連峰は吹雪になることが多く、この吹雪がないと樹氷は成長しません。吹雪の日は視界も悪く、2メ-トル先だって見えないほどです。

 

このスノ-モンスターを写真に収めたいと、写真家は、蔵王ロ-プウェイを乗り継ぎ山頂まで上がります。山頂にはレストハウスがあり、吹雪がやむまでずっと待ち続けていました・・・

 

「諦めるしかないのか・・・」

 

すると、願いが通じたのか、突然吹雪はやみ、澄んだ青空と何処までも続く白銀の世界が広がります。写真家は膝まで埋まりそうな新雪を必死で掻き分け撮影ポイントを探して走り出しました。

 

夢中になって壮大な樹氷に向けてカメラのシャッタ-を押し続けます。

 

「カシャ、カシャ!」

 

しばらくすると、またもや猛吹雪、樹氷はあとかたもなく見えなくなりました・・・

 

「奇跡だったのかな・・・」

 

蔵王の温泉街には、こけし工房がたくさんあります。店内を覗けばズラリと並んで出迎えてくれるこけしたちは素朴な魅力があって、見飽きることはありません。

 

共同浴場もたくさんあって、湯巡りが楽しめます。川原湯は、すのこ状の湯船の底から湯が湧いてくる足元湧出泉で、全国でも希有な存在です。

 

冷えた体を湯に浸けて、写真家はほっと一息つきました。そして、湯けむりの中であの樹氷のことを思いました・・・

 

「樹氷、美しかったなぁ・・・」

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