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映画

#71 映画の部屋#4の(1) 4人が出会った奇跡 「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」 前編

1本の映画は生まれる時、ひどく時間がかかることがあります。日本では2019年5月に上映されて話題を呼んだガス・ヴァン・サント監督の新作『ドント・ウォーリー』は、なんと20年という難産の末に完成しました。その理由は、主役に予定されていた男優が亡くなってしまったからです・・・

 

「この映画の企画を僕のところにもってきたのはロビン・ウィリアムズだった。自分が気になる本があると、時々、僕のところに持ってきた。そのうちの1冊がジョン・キャラハンの自伝的なエッセイ集なんだよ」

 

2019年2月、宣伝のために来日したヴァン・サント監督はそう語っていました。

 

そう、この映画はロビン・ウィリアムズの主演作として考えられていた作品だったのです。そしてこの2人は1997年の『グッド・ウィル・ハンティング』で組み、その後、新作の企画について話をするようになっていったのです。

 

『ドント・ウォーリー』では飲酒癖があった自堕落な男が、交通事故で半身不随となるが、やがては風刺漫画を描くことに目覚めていくという物語が展開していきます。

 

ジョン・キャラハンは実在の人気漫画家で、ヴァン・サントも彼の漫画に以前から興味があったようです。90年代にラフな脚本を書いたこともありましたが、結局はうまくいかず企画は棚上げになっていました。

 

そして、2014年にロビンは他界したのですが、その後、『誘う女』(95)で監督と組んだこともあるホアキン・フェニックスがキャラハン役を引き受けました。

 

この映画を見ていると、ロビンと顔が似ていないはずのホアキンの姿が、なぜか、ロビンと重なって見えてきます。企画から20年という時を経て、遂に映画が完成したことをきっと天国にいるロビンも喜んでいるかもしれません。

 

そして、この新作を見ると、同監督による『グッド・ウィル・ハンティング』のロビンと会いたくなってきます。

 

この作品では、マット・デイモン扮する主人公ウィルに、再生のチャンスを与える分析医、ショーン役を演じてオスカーの助演男優賞も獲得していました。

 

生前、何度もオスカー候補となっていた彼は、本来なら助演ではなく主演賞を取る人に思えましたが、この映画が完成した直後、アメリカのテレビ番組に出演した時はこんなコメントを残しています。

 

「助演という立場で出演するのも、私にはとても楽しい。アンサンブルのおもしろさが体験できるからね。そして、いつも同じような役ではなく、いろいろと立場をかえて、違うキャラクターをやっていきたい」

 

ショーン役はロビンの“最も愛されたキャラクター”のひとつとなっていますが、監督によればこの役の第一候補は実は別の男優だったといいます。

 

ヴァン・サント監督はこんなことも話しています。

 

「最初にあの役として考えていたのは、本当はショーン・コネリーだったんだよ。役名がショーンだったからね。でも、彼は起用できず、そこで製作者のひとりだったハーヴェイ・ワインスタインがロビンを連れてきた」

 

ワインスタインは、今ではハリウッドを揺るがすセクハラ事件が大きな波紋を呼び、映画界を追放となったが、当時の彼は最も力のあるインディペンデント系の会社、ミラマックスの中心人物でした。

 

一方、監督とショーン・コネリーは、この作品では縁がなかったものの、その後、『小説家を見つけたら』(00)で監督とコンビを組んでいます。

 

文才のある黒人少年と隠遁していた伝説の作家との絆を描いたこの作品は『グッド・ウィル・ハンティング』の姉妹編ともいうべき内容になっていました。

 

ただ、『グッド・ウィル・ハンティング』に関しては、ロビンがショーン役で正解だったと思います。彼はマット・デイモンとベン・アフレックが書いたシナリオが気にいって出演を決意したといいます。

 

「ショーンは主人公の青年のように自分が優秀ではないことを分かっていて、“僕は君ほど頭が切れないが、そんな君にもまだ分っていないことがある”と彼にいえるだけの知性がある。人生を積み重ねた先輩だ。彼のそんなところが気にいって出演を決めた」

 

コメディアンとして冗談を飛ばすことも大好きだったロビンは、セットでは即興演技が絶えなかったようです。ちなみにショーンの役はマットの母親とベンの父親がミックスされたキャラクターだったようです。

 

もともと、この映画の脚本は、マット・デイモンがハーバード大学在籍中に書き上げた草稿が基になっています。

 

主人公ウィルがセラピストと一緒にいて、壁にある絵の話をする場面が劇中に登場しますが、最初からこの場面は脚本にあったようです。

 

また、映画の舞台になっているMIT(マサチューセッツ工科大学)をマットが訪ねた時、同行した弟のカイルが廊下にある黒板にチョークでウソの方程式を書いたら、それが何か月も消されなかったので、これもアレンジして脚本に入れました。

 

また、主人公ウィルの恋人の名前はスカイラーですが、マット自身も当時、スカイラーという医学部の学生とつきあっていたといいます。

 

この映画のエピソードは「実話ではないが、実際に起きたこと」をいろいろと盛り込んでいるようです。最初はマットひとりで書いていましたが、途中から幼なじみのベン・アフレックも加わり、2人で書き上げていきました(ちなみにふたりが初めて出会ったのはマットが10歳の時、ベンが8歳の時らしいです)。

 

完成した脚本を最初に持っていったのはロブ・ライナーが率いる映画会社、キャッスル・ロック・エンターテインメントでしたが、シナリオのめざす方向性が合わず、しかも、マットたちが主人公たちを演じることを反対されたため、シナリオを引き上げました。

 

そこでベンが『チェイシング・エイミー』(97)で組んだケヴィン・スミスに監督をもちかけましたが、彼は自分向きの内容ではないと考えた。スミスの紹介でミラマックスのワインスタインにシナリオを送ったところ、彼は若きマットとベンの才能に賭ける気になったといいます。

 

後編へとつづく・・・

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