「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

このブログサイトは、みなさんの知識や情報、その他のことを入手するお手伝いをするブログサイトです。

テ-マを設けずに、さまざまな事柄を書いていきます。ごくまれに私的なことも織り混ぜていこうと思います。

ぜひ、このブログを活用していただけたら、うれしく思います。ただし、このブログには画像は一切ありません。文章のみのミニマムなブログになっています。文章のみでみなさんに伝えていきます。

毎日1~2記事を更新していきます。土、日は更新は多めとなります。

「そして男は時計を捨てた・・・」を今後も末長くご愛読ください😉




書籍

#27 書籍の部屋#1 「悪党たちの大英帝国」

「悪党たちの大英帝国」 (著・君塚直隆 新潮選書)

 

どのような強国も、突然出現するわけではありません。制度の整備、巧みな戦略、恫喝的な軍事力などで周辺の国を懐柔し、時には支配下に置き、時には滅亡させ、そして巨大化するのです。

 

本書は、ヨ-ロッパ大陸と海峡を隔てた小さな島国であるイギリスを、大英帝国として発展させる強い牽引力となった7人の悪党たちを取り上げています。

 

その7人の悪党たちとは、ヘンリ8世、クロムウェル、ウィリアム3世、ジョ-ジ3世、パーマストン子爵、ロイド・ジョ-ジ、チャ-チルです。

 

本書では、1人に1章を充てて、それぞれの冒頭に、資料から引き出した悪党ぶりを象徴する言葉が置かれます。そして、その悪党が何を成し、困難な時代にいかなる手段によって国を発展させたかが、膨大な専門的資料をもとに、私たちに興味深く楽しく読める文章と構成で語られていきます。

 

例えば、悪名の高いヘンリ8世の章では、16世紀、6人の妻を持った好色ぶりで、その内の2人を処刑。カトリックを弾圧した残虐性、途方もない浪費癖によって、後世の指弾を受けます。しかしロ-マ教皇庁から離脱し、独自のイングランド国教会を成立させたのは、きっかけがカトリックの禁止する離婚を遂行するためだったのです。しかし著者は「ヘンリ8世はもっと根本的に政治や国家のあり方を変えた」とその功績を指摘します。

 

中世のキリスト教世界でロ-マ教皇庁は国や民族を遥かに超えた最高権威でした。ヘンリ8世は教皇庁にこう宣言します。「わが王国では我こそが至高の存在であり、これを凌駕するものなどいない!」。

 

現代でいう主権国家とは多少の意味合いが異なるとはいえ、その先駆的な体制を希代の悪党だったヘンリ8世は整えたのです。

 

強力なエネルギ-と冷静な賢さ、それが国を統率する者には求められます。現在の世界は、軍事闘争を回避しつつ国と国のバランスを維持することが望まれています。

 

さぁ、悪党たちに賛辞を贈ろう・・・

悪党たちの大英帝国 (新潮選書) [ 君塚 直隆 ]

価格:1,540円
(2021/3/15 09:36時点)
感想(0件)

Amazon.co.jp 送料無料の情報が満載!ネットで買うなら楽天市場 おうち時間が増えた時期、家電を求める方も増えてきます。Gshopperは今の時期に2021年家電大特価キャンペーンを実施し始めています。コスパ最強の掃除機から、健康観測できるXiaomiスマートバンドまで、毎日に使える商品を最大68%OFFで提供しております。是非チェックしてください!