「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

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書籍

書籍の部屋#6 悲しみと格闘しろ!小説よ・・・

近年、刊行数が増えヒット作にも恵まれて日本でも共感が広がりつつある韓国文学のその中で1つの流れを作っているのが、2014年セウォル号沈没事故の衝撃から生まれた「セウォル号以後文学」です。

 

「文学には悲劇を前にして何が出来るのか・・・」

 

韓国の作家キム・エランは喪失をテ-マにした短編集「外は夏」を2017年に発表しました。この作品は先程の「セウォル号以後文学」の一例にあげられます。その中の7編には、直接的に沈没事故を扱ってはいません。

 

執筆当時、沈没事故は現在進行形で身近な存在でもあったため、直接扱うことへの注意があったそうです。

 

セウォル号事故は沈没の様子がテレビなどで中継されました。そのことから多くの作家たちは無力感に襲われ執筆することが出来なくなり、事故に関連した様々な小説や詩が刊行されるまでに数年の時間を要しました。

 

また事故発生日の4月16日に合わせ、毎月16日午後16時16分に作家たちが朗読会を開催し、事故の犠牲者数と同じ304回まで続ける予定だといいます。

 

韓国は1987年に民主化を達成した後、アジア通貨危機などを経て、規制暖和や民営化が進みました。

事故により、沈んだ船は規制暖和のため輸入されたとみられる日本の中古船でした。

 

市場の倫理を常に優先にしてきた結果、多くの子供たちの命は奪われ、その命を守るべき国家も機能しませんでした。自分たちが一生懸命作りあげて来たはずの社会が一気に崩壊して、ただ、ひたすら残酷に打ちのめされたのです・・・

 

小説における慰めとは何なのか?

読み終えた後に残る温かさなのか?

 

エラン氏は、「外は夏」で初めて自身の小説にユ-モアを排除したといいます。そこにあるのは、慰めや温かさではなく、その人の置かれている状況や心、そしてその格闘をただ正確に表現している姿勢なのです・・・

 

ならば、そうならば・・・押し潰されそうな悲しみはただ、悲しみと格闘しろ!小説よ・・・


外は夏 (となりの国のものがたり 3) [ キム・エラン ]

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