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歴史

嫉妬を炎のように燃え上がらせた作家 上村松園

東京国立博物館が所蔵する日本画「焔」(1918年)は、女性として初めて文化勲章を受章した上村松園が、有名な源氏物語を題材にして、嫉妬をまるで炎のように燃え上がらせ生き霊となってしまった女性の姿を描いた作品です。

 

近代美人画の第一人者とされる上村松園は、京都市で生まれ、明治から昭和にかけて活躍しました。気品の高い美人画を得意とした松園の絵の中でも、「焔」は異色の作品といえます。

 

髪の端を噛んで振り返る青白い顔は、嫉妬に翻弄される様を表現し、白地の着物に描かれた藤の花に絡んだ大きなクモの巣は、執念深い怨念をまるで不気味に暗示させているよう。

 

松園自身ですら、「数多い絵のうち、たった1枚の凄艶な絵」と語っているほどです。

 

当時、私生活のトラブルなどでスランプからなかなか抜け出せずにいた松園は、現状打開の策として「嫉妬」という心の内をテ-マとして選び出し、苦しみを作品にぶつけたのです。この異色作「焔」を描いたことで自身の行き詰まりを打破し、さらに評価を高め、再び美しい美人画を残していくことになります。

 

1936年制作された「序の舞」は、女性が舞う美しい姿と、その内に潜む強い意地までもが見事に表現されていて、重要文化財に指定されています。もがき苦しんだ時期に「焔」を描いたことによって、この代表作につながったのです。

 

「焔」には、絵自体が持っている迫力だけにとどまらず、作家自身にとっても大きなタ-ニングポイントになったというドラマが隠されていて、そのことが多くのファンを惹き付けてやまないのです・・・

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