「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

 

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「そして男は時計を捨てた・・・」を今後も末長くご愛読ください😉 by ひとり編集長




社会

人との縁を大切にしたい!社会復帰を支える会社社長の就職面接物語

刑務所を出た人が、再び犯罪に手を染める再犯が問題となる中、出所者と社会をつなぐ「特別な求人誌」があるといいます。この求人誌をきっかけに刑務所内で受刑者を就職面接し、出所後に従業員として受け入れる会社社長がいます。

 

名古屋市で建設会社を経営する安井正彦社長が、2020年10月に訪ねた場所は「滋賀刑務所」です。

 

刑期が10年未満の男性受刑者、約500人が収容されています。

社長はアクリル板で仕切られた面会室で受刑者と話をします。

 

「今まで仕事は何をしてきたのですか?」

「解体工、とび、土木ですね」

 

安井社長さんがこの日名古屋から滋賀を訪ねたのは、就職面接のためです。

今回の面接に至ったきっかけは、ある特別な冊子でした。冊子の名は「Chance!!(チャンス)」です。

 

刑務所や少年院に配布される、日本初の求人誌で、社会復帰を目指す受刑者などが読んでいます。

 

「『絶対にやりなおす』という覚悟のある人とそれを応援する企業のための求人誌Chance!!」「刑務所内でも面接可能」などと書かれています。

 

受刑者目線にこだわり、漢字には全てフリガナがふられています。

付録の履歴書には「犯した罪の内容」や「刑務所での生活」について記入する欄があります。

安井社長の建設現場は、18歳から74歳までの100人ほどを雇っています。

現在、建設業界は、慢性的な人手不足が続いています。過去にも元受刑者を採用し、今も活躍する社員を育てあげてきました。

塀の外の「受け皿」となることで、社会貢献したいとの思いもあります。

 

「Chance!!の採用で重視することは、2度と再犯しないっていうこと。仕事はそれだけの覚悟がある人なら誰でもできる仕事ではあるので、再犯しないということだけを重視しています」

 

そんな安井社長の元には、全国の刑務所から履歴書や手紙が毎日のように届いています。

 

「いい加減な手紙ではなく、気持ちを込めて書いてくるのでそれを組んであげて読んでいます。この『Chance!!』をきっかけにして、すごくいい人と知り合えるかもしれない。だから僕にとってもチャンスなんですよ」

 

安井社長の会社でも、出所後に着のみ着のままでも仕事ができるように、ベッドや冷蔵庫付きの部屋を用意しています。温かい食事ができるようにという思いから、食堂もあります。

 

「もともと刑務所から出て、とびの仕事をしていたんですけど、とびの仕事がだめになった時にフラフラしていたところを社長に拾っていただいた」

 

「傷害事件で捕まって身元引受人がいなくて、僕の身元引受人になってくれたのが今の社長です。今までは目標もなくふらふらしていたのが、自分としては目標が見えたかなと思う」

 

しかし、手をかけたのに、また刑務所に戻った人もいます。突然朝になったらいなくなった人もいます。

 

法務省が2020年11月に発表した「犯罪白書」によると、刑務所を出所した後、再び罪を犯して刑務所に入った「再入者率」は、去年58.3%。刑務所に入っている人の6割は再び刑務所に入ってきた人ということになります。

 

多くの受刑者が不安に感じているのが、出所後の「収入」と「生活基盤」です。安井社長は、その受け皿になれればと考えています。

 

「私と知り合うことによって、ひとつ家族ができる。それによって再犯でも止めて、まじめに仕事をして、また輝ける人生でも歩んでもらえればと思っています」

 

再び滋賀刑務所での安井社長と受刑者の就職面接。こんな会話を交わします。

 

「何月に逮捕されたんですか?」

「10月ですね」

「秋冬の服しかもっていないということだね」

「捕まった時の恰好でいうとジーパンと半袖」

「それ以上、防寒はないということ?」

「そうですね」

 

安井社長は、逮捕の時の様子や、刑務所での生活の様子に加え、出所後の生活についても丁寧に気にかけていきます。

 

「きょうはこれくらいで帰りますが、これから寒くなるから元気に頑張ってください」

「はい」

「前向きに、やけにならないように、事故の無いようにね」

 

緊張から安堵へと変わり、安井社長は、手ごたえを感じていました。

 

「初めて会って、自分のいけないところも話してくれましたし、自分の言いたくないことも話してくれたので、十分頑張れる人だと思います」

 

特別な求人誌がつないだ不思議な「縁」…こうしてまた罪を犯した人が、立ち直るきっかけが生まれていくのです😊

 

安井社長はこう言います・・・

「僕はただ、求人をして手当たり次第人と関わるんじゃなくて、困っている人に手を差し伸べて、お互い助け合うという思いで、彼らとつながっていたらなと思っています」

 

安井社長の面接の日々は続きます・・・😊

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