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映画

若手イケメン旋風!世界が注目する「夏の美少年映画」

ヨーロッパでは夏になると長期休暇があり、都会から離れて海沿いの街でバカンスを楽しみます。いいなぁ😢バカンスは日常から離れて解放される期間でもあります。そこでは思わぬ出会いがあり、恋が生まれることだってあります😘。もちろん、期間限定のバカンスには別れもつきものです。

 

まばゆい夏の太陽のもとに、一夏の経験は若い魂を突然大人に変えてしまいます😉

 

映画『Summer of 85』はタイトル通り、1985年の夏、フランス・ノルマンディーの海辺が舞台です。原作は英国の作家エイダン・チェンバーズによる青春小説『Dance on my Grave』(『おれの墓で踊れ』)。まだ映画監督になる前のフランソワ・オゾンが17歳のときに読んで一目惚れし、「いつか映画化しよう」と夢に見てきた小説です。

 

小説が発行された1982年は同性愛をテーマにすることは現代のように自由ではありませんでした。罪悪感が漂う陰鬱な物語として描かれることが多く、つまりは影のものとして扱われてきたのです。オゾン監督がこの小説と恋に落ちてから、35年という長い月日を経てようやく映画が完成しました。これまでの彼の作品にも影響を与えているというこの小説は、いわばオゾン監督の原点そのものといえます。

 

あらすじはこうです。セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックス。突然の嵐に見舞われ転覆した彼を救助したのは、18歳のダヴィドでした。二人は急速に惹かれ合い、友情を超えてやがて恋愛感情で結ばれます。

 

アレックスにとってはこれが初めての恋でした。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てます。しかし、ダヴィドの不慮の事故によって恋焦がれた日々は突如終わりを迎えるのです。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだったのです・・・。

 

映画はキャスティングが命と言っても過言ではありません。そして、フランソワ・オゾン監督といえば、魅力的な若手俳優を発掘するその天才的な才能の持ち主であることも忘れてはいけません。

 

これまでも『危険なプロット』(2012)の主演エルンスト・ウンハウアー、『17歳』(2013)、『2重螺旋の恋人』(2017)に主演したモデル出身のマリーヌ・ヴァクトといった素晴らしい若手俳優を発掘してきた歴史があります。初の長編作品『ホームドラマ』(1998)で起用したマリナ・ドゥ・ヴァンも舞台での演技を見て娘役に抜擢したのち、日本でもヒットした『8人の女たち』(2002)では共同脚本でタッグを組んでいます。

 

一度才能を認めた俳優とはとことん組むのがオゾン流です。本作ではイメージに合うメインキャストに出会えなければ映画化はするつもりはなかった、といいます。そんな主演ふたりの美貌と、演技力にもぜひ注目したいところです。

 

物語は出会いから永遠に別れるまでの6週間を、作家志望のアレックスが回想するかたちで進んでいきます。アレックスを演じたフェリックス・ルフェーヴルは1999年生まれです。本作のオーディションでオゾン監督に「彼こそアレックスだ」と言わしめ、主役に大抜擢されました。ダヴィドに魅了され、翻弄されていくさまが実に自然に伝わってくる演技。思いがけず女性ものの服を着るシーンでは、初々しさと切なさを見事に表現し、自身のなかに目覚めた恋に生きる喜びを繊細に演じています。

 

恋に傷つき苦しむ姿は、まるでかつて小説の中に自分自身を発見したオゾンの姿を彷彿とさせます。アレックスはもしかしたら、オゾン監督その人なのかもしれません。フェリックス・ルフェーヴルはその他、TVドラマシリーズ『ル・シャレー 離された13人』(2018/Netflix)、『スクールズ・アウト』(2018)などに出演しています。

 

ダヴィド役のバンジャマン・ヴォワザンは1996年生まれです。当初、アレックス役のオーディションを受けましたが、オゾン監督によってダヴィド役に抜擢されました。俳優だけでなく脚本家としても活動中の彼。両性的な美しさと色気をもち、海辺で出会う女性ケイト(フィリッピーヌ・ヴェルジュ)をも魅了します。クラブでダヴィドがアレックスにヘッドフォンをセットするシーンがありますが。二人が違う曲で一緒に踊るさまはまるで愛のすれ違いを示すかのようです。

 

どこか冷たくも情熱的に誘引するその瞳はとても罪深いのです。今後の主演待機作にグザヴィエ・ジャノリ監督の『Comédie humaine(原題)』(2021)、その他女優としても活躍するメラニー・ロラン監督の『Le Bal des folles(原題)』(2021)があります。

 

『Summer of 85』での演技が高く評価され、第46回セザール賞ではフェリックス・ルフェーヴル、バンジャマンが揃って有望若手男優賞にノミネートされました。

 

実はまだまだいるのです!今、世界が注目する「美しい若手俳優たち」は👍紹介していきましょう😘

 

今や映画界のひっぱりだこのティモシー・シャラメは1995年生まれです。子役としてCMやドラマに出演してきましたが、『君の名前で僕を呼んで』(2017/ルカ・グァダニーノ監督)で90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。タブー視されてきた同性同士が惹かれてゆく一夏の経験を、北イタリアを舞台にみずみずしく描きます。

 

ティモシー・シャラメ演じるエリオが相手役のアーミー・ハマーに扮するオリヴァーに恋する姿には思わず胸が熱くなり、繊細ななかにも大胆な演技に魅了されます。長回しのラストシーンは涙なしには見られないシ-ンになっています。

 

この作品をきっかけにティモシー・シャラメのファンになったという人も多いはずです。『レディ・バード』(2017)『ビューティフルボーイ』(2018)などでも存在感を示し、映画界に欠かせない存在となりました。俳優としての実力をふんだんに見せつけてくれます。2021年秋には日本でも『DUNE/デューン 砂の惑星』の公開が決まっています。

 

続いては、『恐竜が教えてくれたこと』(2019/ステフェン・ワウテルロウト監督)からソンニ・ファン・ウッテレンです。この映画は、アンナ・ウォルツの児童文学『ぼくとテスの秘密の七日間』が原作です。家族とバカンスを過ごすために北オランダの島にやってきた少年サムを演じています。

 

「地球最後の恐竜は、自分が最後の恐竜だと知っていたのかな?」と疑問を持つ小さな哲学者は、ちょっと変わった少女テスや大人たちとの交流を通して、淡い恋心を抱いたり、思いやりの心を芽生えさせたりするなど成長し、生きる喜びを見つけていきます。

 

ソンニ・ファン・ウッテレンのあどけなさがなんとも愛らしく魅力的です。第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門国際審査員賞スペシャルメンション受賞しました。現在は17歳になり、少年からすっかり素敵な青年になっているソンニ・ファン・ウッテレン。オランダのテレビドラマで活躍し、モデルとしても活動しています。オランダといえば世界一平均身長が高いことで有名な国です。これから成長してどんな俳優になっていくのか、今から目が離せません。

 

『おもかげ』(2019/ロドリゴ・ソロゴイェン監督)のジュール・ポリエは2001年生まれのフランス出身の俳優です。2019年のアカデミー賞にノミネートされた緊迫感あふれるワンカットの短編作品の〈その先〉を描いた、誰も予測できないミステリアスな物語です。

 

南フランスのバカンスを舞台に、主人公エレナ(マルタ・ニエト)が、ジュール・ポリエ扮する行方不明になった息子の面影をもつ少年ジャンに魅了されていく様を描きます。はにかんだ笑顔と揺れる金髪が印象的。ふいに胸の内側に入り込んでいるジュールから、いつの間にか目が離せなくなっているはずです。

 

演劇経験を経て2017年にフランス映画『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』に出演したのがきっかけで映画界へ入りました。『PLAY 25年分のラストシーン』(2018)などに出演しています。俳優としてのみならず、監督になることも志しているというジュール・ポリエ。そう遠くない将来に彼が監督した作品を見ることもできるかもしれません。そんな彼は、漫画『ワンピース』の愛読者でもあります。

 

最後は『ブレス 波の彼方へ』で主人公パイクレットを演じたサムソン・コールター。オーストラリア出身の俳優であり、なんとプロサーファーでもある彼。18歳でプロサーファーとなり、同年にこの映画の主演に抜擢されました。それまで演技経験はなく、本作で本格的に俳優としてデビューしています。

 

映画は60年代のオーストラリアが舞台。日本の直木賞にあたるオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィルソンによる自伝的小説『ブレス:呼吸』が原作です。

 

日本でも人気のドラマ『メンタリスト』の主演俳優のサイモン・ベイカーが主演兼初監督を務めています。伝説的なサーファーと出会いを通して、おとなしい少年が果敢に波に挑んでゆくシーンはプロサーファーならではの圧巻の迫力。“普通のままでいるか、違う何者かになるか”。悩み深い瞳はまさに少年が大人になる瞬間の危うさをはらんでいます。エリザベス・デビッキ演じる美しい年上の人妻との真昼間の密会シーンも官能的で見逃せません。

 

『The Furance(原題)』や短編映画にも出演していますが、残念ながら、日本で公開されているのはいまのところ本作だけです。インスタグラムでサーフィン姿以外にも貴重なプライベートショットも公開中の彼。今後に注目していきましょう。

 

映画のようなバカンス✨🌴🌺✨いつか出来たらいいね👍

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