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書籍

時短読書は出版不況を救うことができるのか?

本の要約サービスが隆盛の兆しを見せているようです。ある国内要約サービスでは会員が75万人を超えているそうです。本と読者とのミスマッチをなくすためのサービスで、特にビジネス書の要約が人気らしいですが、同サービスは出版不況を打開することができるのでしょうか?

 

現在の要約サービスは、ビジネス書や教養書などの内容が数千字に要約され、スマホやパソコン上で10分程度で読めるものが多いのです。

 

国内では「フライヤー」「セレンディップ」「ブック・スマート」「トップポイント」などの要約サービスが存在し、ユーザーみずから興味のある書籍を選択するものもあれば、定期的に数冊の要約を配信してくれるサービスもあります。

 

中でもフライヤーの人気は高く、2020年12月の会員数は法人と個人を合わせて75万人に上ります。これは前年比の1.5倍の数字だといいます。

 

購入・消費することで品質を評価できる商品やサービスを意味する経験財といわれる書籍と、購入する前に大体の内容を知れる要約サービスは相性がいいのです。

 

かつて、多くの消費者は書店の立ち読みによって、内容を把握していましたが、要約サービスはネット版の立ち読みなのです。近隣に書店がなくなり、コロナ禍によって在宅を強いられたことも要約サービスの人気の要因かもしれません。また、書籍の要約や書評を行うYouTuberの人気が高いのも同様の理由なのでしょう。

 

要約サービスに対しては「要約だけを読み、書籍を買わない人が増えるのでは」という批判も根強いのですが、そのようなユーザー層がいることは仕方ないといえます。

 

なぜなら、それは書店で立ち読みだけして帰る人と同じで、今も昔も変わりません。それでも、書籍はまずは認知してもらえないと購入につながりません。消費者の目に触れるチャンネルは多ければ多いほどいいわけで、要約サービスの目的も『より多くの本を売るため』なので、書店や版元にとっても歓迎すべきことなのかもしれません。

 

実際に、フライヤーは全国360の書店でビジネス書のフェアを展開するなど、書籍の販売に関しても積極的に関わっています。

 

それでも、要約サービスが気をつけないといけないのは、権利侵害にならないように版元や著者に要約の許可を取ることです。かつて権利侵害の裁判や炎上騒ぎもあり、その後、要約サービスの運営会社は許諾済みであることを明記するようになったのです。

 

その裁判とは、2001年に発生したビジネス書などの要約を有料で提供していた業者が著作権者から訴えられた事件のことです。判決では要約文の削除などが言い渡されました。

 

「著作権などのルールがしっかりと守られ、『要約だけで分かる!』などといった書籍の購入につながらないモデルにならなければ、要約サービスは一過性のブームではなく継続的に伸びていくでしょう。

 

このように読書の新しい形ができつつありますが、ほかにも注目できるのは電子図書館サービスです。電子図書館サービスは図書館に行かなくても、端末上で電子書籍を借りることができるサービスです。

 

これまで、日本で普及していなかった電子図書館サービスですが、コロナ禍による図書館の休館をきっかけに各地で導入され始めたのです。電子図書館サービスだと24時間本を借りることができ、期限が来たら自動的に返却されるのでユーザーの利便性も上がるわけです。また、出版業界としても新たな市場開拓につながっていきます。

 

一般社団法人電子出版制作・流通協議会によれば、2020年に電子図書館を導入した自治体は53。2019年に導入した自治体が5なので、いかに増加しているかが分かるでしょう。現在では全国143自治体が電子図書館を導入しています。

 

現在、電子出版市場で増加が著しいのはコミックです。シェアは市場の約9割を占めます。ただ電子図書館サービスが広がれば、個々の消費者によるコミック以外の電子書籍の購入も増える可能性があります。

 

紙の本がなくなることはないとは思いますが、電子書籍市場が拡大することは確実です。スマホ上で完結してしまうので、要約サービスとの相性もよく、さらなる相乗効果も期待できます。

 

コロナ後の新しい生活習慣のなかで、読書の形も変わっていくそんな予感がしてなりません👍

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