「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

 

このブログサイトは、みなさんの知識や情報、その他のことを入手するお手伝いをするブログサイトです。

 

テ-マを設けずに、さまざまな事柄を書いていきます。ごくまれに私的なことも織り混ぜていこうと思います。

 

ぜひ、このブログを活用していただけたら、うれしく思います。ただし、このブログには画像は一切ありません。文章のみのブログになっています。

 

毎日記事を更新していきます。土、日は更新は多めとなります。

 

「そして男は時計を捨てた・・・」を今後も末長くご愛読ください😉 by ひとり編集長




映画

彼は91歳。孤高の騎士クリント・イーストウッド

クリント・イ-ストウッドは弧高の騎士です・・・

だれが何と言おうと・・・

彼は今、91歳・・・弧高とは彼のために存在する言葉なのです・・・

 

そんな弧高の騎士イーストウッドは1930年5月31日、カリフォルニア州サンフランシスコに生まれました。イーストウッドの父親・クリントンは、パルプ・製紙会社ジョージア=パシフィックの生産課長で、母親・ルースはIBMで働く事務職。カリフォルニアのなかでも裕福なエリアに住み、自宅はプール付きで、両親が運転する車が2台あったというから、彼は富裕層だったといえます。

 

イーストウッドはティーンエイジャーの頃から“健康不良少年”でした。成績不振のためにミドルスクールを留年し、学校の芝生を燃やす?!という悪行を働いてハイスクールを退学します。その後は、新聞配達員、食料品店員、森林消防隊、ライフガード、ゴルフのキャディーなど様々な職を転々とします。やがて仲間の一人から「映画に出演すると小銭が稼げるらしいぞ👍」という話を聞き、映画のオーディションを受けまくることになります。

 

やがて、SFホラー映画『半魚人の逆襲』(1955年)の端役で映画デビューを果たしますが、最初は鳴かず飛ばず状態😢。しばらくは辛酸を嘗める日々が続きました。ちなみに、みんな大好き『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(1990年)では、全編に渡ってクリント・イーストウッド主演の西部劇『荒野の用心棒』(1964年)へのオマージュが捧げられていますが、マーティが1885年にタイムスリップするドライブインシアターに、『半魚人の逆襲』のポスターが貼ってあったりします😉。あのイーストウッドも、無名時代はB級SF映画に出演していたよ!というギャグなのです😅。

 

イーストウッドは、駆け出し時代をこんな風に振り返っています。

 

ーー「俳優としてのデビューはハードでしたか?」その問いにイーストウッドは、「そんなことはなかった・・・だが困難なときもあった。俳優にとって最悪なのは、侮辱だ。そんなもの誰も口にしたりはしないが、これは俳優という仕事の一部をなしている・・・」

 

いかにもイーストウッドらしいコメント😲。彼は無名時代から己のプライドを大切にしてきた男。それは、彼が演じる役柄にも表れています。

 

転機となったのは、テレビシリーズ『ローハイド』(1959年〜1965年)への出演でした。この作品は、南北戦争後のアメリカ西部を舞台に、何千頭もの牛を市場まで運ぶカウボーイたちの道中を描いた、一話完結型のドラマ。イーストウッドは、隊長を補佐する副隊長ロディ・イェーツを演じ、一気にブレイクを果たすのです👍。

 

そんな彼に、ヨーロッパから映画出演のオファーが届きます。当時西部劇はアメリカでは斜陽を迎えていましたが、イタリアでは“マカロニ・ウェスタン”と呼ばれるイタリア製西部劇がたくさん作られるようになっていたのです。新進気鋭の映画監督だったセルジオ・レオーネは、黒澤明の傑作時代劇『用心棒』(1961年)を西部劇に翻案した『荒野の用心棒』(1964年)を準備中で、その主演としてイーストウッドに白羽の矢を立てたのです😉。

 

しかし実は、セルジオ・レオーネにとってイーストウッドは望んだ俳優ではなかったのです・・・。『十二人の怒れる男』(1957年)で知られる名優ヘンリー・フォンダや、『荒野の七人』(1960年)のジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソンにオファーを出したのですが、ことごとく「NO」を突きつけられてしまったのです。

 

困り果てたレオーネは、『ローハイド』の隊長役エリック・フレミングに話を振りますが、彼にも断られてしまう始末😢。しかしエリック・フレミングは、共演していたイーストウッドに『荒野の用心棒』への出演を勧めていました。いくつもの運命の扉をくぐり抜けて、彼にそのお鉢が回ってきたのです。

 

イーストウッドは、『ローハイド』で使っていたブーツとガンベルトをそのまま着用し、“名無しの男”を熱演しました。セルジオ・レオーネと意見をぶつけ合いながら、ニヒルで寡黙なキャラクターを創造していったのです。

 

その後もイーストウッドはレオーネと組んで、『夕陽のガンマン』(1965年)、『続・夕陽のガンマン』(1966年)と立て続けに主演しました。『荒野の用心棒』に始まるこの3作品は「ドル箱三部作」と呼ばれ、マカロニ・ウェスタンの金字塔となりました。クリント・イーストウッドは、西部劇のスターとしてその地位を確立したのです👍。

 

しかし、アメリカではすでに西部劇は死に絶えたジャンルでした。彼は幽霊化?!したジャンルを、イタリアという異邦の地で一時的に蘇らせたにすぎません。彼はそう!遅れてきた西部劇スターだったのです。

 

その後、彼は数々の西部劇を次々と創り上げていきますが、まるでその行為は、自ら蘇らせたこのジャンルを、自らの手で埋葬するかのよう。特にアカデミー作品賞を獲得した『許されざる者』(1992年)は、その匂いが濃厚に漂っています。

 

トム・クルーズ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、マーゴット・ロビ-・・・。今でこそ自分でプロダクションを興して、出演作をプロデュースする活躍する俳優たちも少なくありませんが、その先鞭をつけたのがクリント・イーストウッドです。

 

西部劇のスター俳優としての地位を確立したものの、お仕着せの作品をあてがわれるだけでイ-ストウッドは満足できる男ではありません。彼は「俺がつくりたい映画を自由につくる!」という熱意のもと、製作会社「マルパソ・プロダクション」を設立(マルパソとはスペイン語で険しい道という意味)しました。さらにイーストウッドは、『恐怖のメロディ』(1971年)で監督業にも進出し、自らの主演、監督、製作で数々の作品を世に放っていくことになるのです。

 

それでは、イーストウッドはこれまでどんなキャラクターを演じてきたのでしょうか?その職業に目を向けて見ると、一定の傾向があることに気づくのです。

 

◎流れ者のガンマン

『荒野の用心棒』(1964年)、『夕陽のガンマン』(1965年)、『荒野のストレンジャー』(1973年)、『ペイルライダー』(1985年)、『許されざる者』(1992年)etc.

◎軍人

『荒鷲の要塞』(1968年)、『戦略大作戦』(1970年)、『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』(1986年)etc.

◎刑事、警官

『ダーティハリー』(1971年)、『シティヒート』(1984年)、『タイトロープ』(1984年)、『ルーキー』(1990年)、『パーフェクト ワールド』(1993年)etc.

◎犯罪者
『サンダーボルト』(1974年)、『アルカトラズからの脱出』(1979年)、『目撃』(1997年)、『運び屋』(2018年)etc.

 

特に面白いのは、国家機関に所属する刑事・警官・軍人と、国家に反逆する犯罪者という真逆の立場の人間を、それぞれ演じているという事実です。おそらく彼の中では、そこに大きな違いはないのかもしれません。「刑事だろうが犯罪者だろうが、国家権力と戦ってきた一匹狼のアウトロー」という意味では、同質の存在だからです。

 

イーストウッドが演じてきたキャラクターを、ざっくりまとめるとこんな感じかもしれません。

1. 家族を持たない設定が多い。
2. 口数が少ない。
3. ケンカが強い。
4. 昔気質な頑固者。
5. 反権力。

 

例えばロバート・デ・ニーロは、作品ごとにカメレオンのごとく役柄を変えてきました。レオナルド・ディカプリオは、アイドル俳優からエキセントリックな個性派俳優へとシフトチェンジしていきました。しかし、イーストウッドは常にイーストウッドであり続けています👍。いつも苦虫を1万匹くらい噛み潰したような顔をして、憎まれ口を叩いて、国家権力に敢然と立ち向かう・・・その存在自体が、もはや一つのアイコンなのです。

 

彼はハリウッドスターとしては少数派の共和党支持者です。政治信条的にはリバタリアンと目されています。リバタリアンとは完全自由主義者であり、自由至上主義者。国や自治体からの介入を忌み嫌い、完全なる“自助”を標榜しています。この感覚は、若い頃から世界中を旅し、ハリウッド以外でも仕事をしてきた経験によるものかもしれません。彼は、映画の世界において究極の個人主義者であり、そして現実の世界でもそうなのです👍。

 

1930年生まれの彼は2021年、91歳を迎えました。そして近々、彼の主演・監督最新作『クライ・マッチョ』が公開される予定です。ハリウッドの生きる伝説は、その反骨精神をスクリーンに叩きつけ、まだまだ私たちを感涙させるつもりです。

 

やはりクリント・イ-ストウッドは弧高の騎士なのです・・・

その孤高の騎士の歩みは、とどまることを知らないのです・・・😉。

ダーティハリー クリントイーストウッド Dirty Harry Clint Eastwood 映画 写真 輸入品 8×10インチサイズ 約20.3×25.4cm

価格:1,000円
(2021/11/11 21:37時点)
感想(0件)

ABOUT ME
makoto
「そして男は時計を捨てた・・・」を運営している、ひとり編集長のmakotoです。 「そして男は時計を捨てた・・・」を活用して知識や情報を深めていきましょう!新聞を読むような感じでペラペラめくってみて下さい。 そして、自分の大好きな方に知識をシェアしていってください👍 ひとり編集長と情報の冒険をしましょう😃どうぞよろしくお願いします👍