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歴史

古代ローマの剣闘士「グラディエーター」の真実の姿

古代の戦いは現代人の想像力を刺激してやみません。たくさんの映画や文学作品に、しばしば誤った形で描かれたおかげで、「グラディエーター」としても知られる剣闘士は古代ローマ文化で最もなじみのある、同時に最も誤解された要素の一つとなっているのです。

 

しかし、この20年ほどで新たな史料の発見が相次ぎ、映画などでおなじみのイメージは覆されつつあります。これまでは犯罪者や戦争捕虜が罰として戦わされたと考えられていましたが、実際はそうした例は数少なく、剣闘士の大半は、今のボクサーや総合格闘家のようなプロの競技者だったのです。そして戦いを終えると、妻子の待つ家に帰る者もいたのです。

 

残された記録を見れば、剣闘士は腕しだいで実入りのいい稼業ともなり、志願する者もいたようです。対戦の場であるアリーナで勇敢な戦いを見せれば、民衆の英雄になることができ、囚人であれば、自由の身にもなれたのです。

 

そして、これが何よりも意外かもしれませんが、試合で命を落とす確率はそう高くなかったのです。10人中9人の剣闘士が生きて戦いを終え、次の戦いに備えたと考えていいかもしれません。

 

ローマ世界の各地で見つかった美術品には、アリーナの周囲や中で戦いを見守る介添人やファンの姿も描かれています。楽師たちもいて、剣闘士が位置に就くまでの間、音楽を奏でて観客を盛り上げ、試合の山場でも景気づけの演奏をしていたようです。試合前には主催者を先頭にパレードが行われ、その間に兜や武器が闘技場に運び込まれました。

 

試合の公正を期するために、忘れてはならないのは審判の存在です。オランダで見つかった小さな壺の浮き彫りには、試合の途中で一方の剣が折れたため、審判が棒を振り上げて試合を中断させ、助手に代わりの剣を持ってこさせる場面が描かれています。

 

武器を失っても、それで負けではなかったのです。剣闘士の試合は観客を沸かせるスポーツであり、だとするならば、そこには当然ルールがあったはずです。

 

剣闘士は娯楽の対象というだけではなかったのです。文献などからわかるように、剣闘士は勇敢に戦い、時には命を落とすその姿はローマ人にとって男らしさや美徳の象徴にほかならなかったのでしょう。

 

それがグラディエーターの真実の姿だったのです・・・


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