「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

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情報

ウソッ😱絵が下手でも“写真みたいな”背景が描けるの?

 

言ってしまえば、これは革命です!もはや絵画は人間が描かなければならない時代は終わりを告げました。なぜなら、ちょっと指示すれば、AI(人工知能)が背景などに使いやすい、まるで写真のような自然画を描いてくれるからです。

 

石炭を使ったエネルギー革命、それに伴う産業の変革が「産業革命」と言われたように、後世、これはコンピュータを使った知的活動の革命の一歩として歴史に残るかもしれない、そんな予感がするアプリケーションがあるのです!

 

ウソじゃないんです😅

 

このアプリはNVIDIAというメーカーがWindows向けに無償で配布している「Canvas」といいます。まだベータ版なのですが(少なくとも自然を描画するという領域に関しては)十分実用に耐えうる出来となっています。

 

 

簡単に言えば、このアプリは、人間が「水」や「岩」、「山」「草」といったオブジェクトを選び、それをブラシやバケツといったツールで描画していきます。感覚的にはWindowsに添付されている「ペイント」アプリをさらに簡便にした感じです。

 

 

するとアプリが、その描画を元に、写真を絵に落とし込んだようなリアルな画像へとほぼリアルタイムで変換していってくれるのです👍

 

ただ、それだけのアプリなのですが、この描写っぷりがスゴいったらありゃしない😂

 

冗談や誇大な表現ではなく、そのまま、たとえばゲームやアニメーションの背景などとしてであれば使えそうなクオリティの画像が生成できてしまうのです!(出力される画像が512×512ピクセルと少々小さめなのは惜しいけれど・・・)。

 

この画像出力は、単に人の描いたオブジェクトに「岩」や「草」のテクスチャーをマッピングしているわけでは当然なくて、AIの力によって実現しています。深層学習のフレームワークであるPyTorchを採用し、約500万枚もの画像を使って学習済みのニューラルネットワークが構築されています。

 

ここまで読んで、あれ、これと似たような話や絵を見たようなことがあるぞ、と思った方はAI通かもしれません。実は、このアプリは、2020年、同じくNVIDIAが「GauGAN」として公開していた同社のWebツールの改良版デスクトップアプリなのです(GauGANは、Amazon Web Services を通じて NVIDIA GPU 上でホストされていました)。

 

アーキテクチャ的にはどちらも同じで、セグメンテーション画像を与え写真のような画像が生成するために、Conditional GAN(条件付き敵対的生成ネットワーク)を基にした手法を採用し、畳み込みニューラルネットワークに使用されるバッチ正規化に「SPADE」(spatially-adaptive (de)normalization; 空間適応正規化)という新技法を利用することで、セグメンテーション画像の意味情報をこれまでより活用し、さらにリアルな画像を生成することに成功しているのだといいます。

 

そ、そうなんだ~😅

 

なお、SPADEとそれを使った画像生成に関しては、英文ですが、論文「Semantic Image Synthesis with Spatially-Adaptive Normalization」(https://arxiv.org/pdf/1903.07291.pdf)が公開されているので気概のある方は読解にチャレンジしてみてください👍

 

また、このCanvasの原型となったGauGANに関しては、GitHubでソースコードが丸々公開されていて、誰でも自由に閲覧可能となっているので参照してみるのもいいかもしれません。

 

さらにこの手法によって、セグメンテーションとスタイルのそれぞれをユーザが制御できるようになったのです。これによって、画像中のセグメンテーション、つまり物質の色合いや明るさ、影までも自然に合成することにも成功しています。

 

なので、「水」を広い範囲で塗り「池」を作ると、周囲の岩や木などが水面に映り込むのです。

 

レイヤーを1つ使って「草」を描いていた部分を全て「雪」に変えてしまえば、画像全体が冬の風景に変わり、以前は葉が茂っていた木が枯れているように見えるというようなこともできてしまうのです😘

 

また、画像の「Style」を選ぶことで画像の色味や明るさなどを変えることができるのもこのCanvasの大きな特長といえます。晴天、曇天、夕日逆光、夕暮れ、モヤといったシチュエーションを選ぶことでこれらをワンタッチで変えることができるというわけです。

 

このアプリがどのようなシーンを作成するのに向いているかというと、なんと言ってもブラシなどに使えるオブジェクトが「水」や「岩」、「山」「草」といった自然物、自然画、特に山、川、海といった遠景を描くことでしょう。特に、背景画として使うのに重宝しそうです。

 

逆に人工物、人工物のオブジェクトはかろうじて「石壁」がある程度なので、たとえば建物などを描くのは残念ながらほとんど無理でしょう。

 

とはいえ、背景に自然画がほしいクリエイターにとってはかなり強力な助っ人になることは間違いありません。ささっとラフを描くだけでいくらでも風景画が描けるので、量的にはそれこそ何枚でも作成可能で、思いっきり試行錯誤をすることも簡単です。

 

このアプリの要求仕様は、Windows10以外の他にGauGANを使ったニューラルネットワークの計算とレイトレーシングによる描画処理のために「Tensor」コアを使用するため、これを搭載したGPUが必要となり、そのGPUを搭載したグラフィックカードを用意することとなります。

 

具体的な製品名で言えば、GeForce RTX、NVIDIA RTX、 Quadro RTX、 TITAN RTXシリーズのGPUが必要ということになります。

 

というと結構ハードなゲーミングPCのスペックが要求されているように感じますが、実際のところ、このアプリはそこまで「ゲーミング」バリバリな環境が必要なわけではないのです。

 

 

要するに、現役バリバリのゲーミング環境でなくても、GPUさえTensorに対応していれば、ちょっと軽いゲームが楽しめる程度のPC環境でも十分にCanvasが使えるということになります(ただ、仮想通貨の高騰を受けてしばらくGPUは価格が高騰していて、RTX2060程度でも新品で購入すると5万円ほどするのがネックといえばネック😢)。

 

なお、Canvasで生成した画像は(AIが手伝ったとはいえ)当然、自分が描いた絵なので、好きなように利用が可能です。CanvasではCanvas独自の.can形式での保存の他に、.psd形式での画像データのエクスポートできるので、PhotoShopなどでインポートもできます。

 

もし、あなたに絵心が少しでもあって、手近にGeForce RTXシリーズを搭載したゲーミングPC環境が手近に揃えられる余裕があるなら、ぜひともこのアプリを試してみる手はありません。

 

きっとその可能性に感動し、泣いてしまうかも🙆

 

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