「そして男は時計を捨てた・・・」にようこそ!

 

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「そして男は時計を捨てた・・・」を今後も末長くご愛読ください😉 by ひとり編集長




情報

あなたは鉄道運賃に起こる「珍現象」の数々を知っていますか?

JRでは、距離に基づく通常の運賃とは別に、特別な方法で運賃を計算する区間があります。並行する他社線に対抗するために一部区間で割安な運賃を設定したり、JR線とJR線の間に他社線をはさむ場合、前後区間の距離を通算して運賃を出したりといったケースです。

 

こういった「特定運賃」は利用者にとっては運賃が安くなることが多くありがたいですが、近隣の区間では1駅先まで行ったほうが安くなったり、わずかな距離で運賃が爆発的に上がったりと、何とも不思議な現象が起きはじめたりして・・・😱

 

このような運賃の区間にはどのようなケ-スがあるのでしょうか?

 

常識的には、運賃とは遠くに行けば行くほど高くなるものです。しかし!1駅先で降りたほうが安くなってしまうケースがあるのです🙆

 

それが、西船橋から武蔵野線・京葉線経由で八丁堀まで行く場合です。西船橋から八丁堀までは400円(紙の切符の場合。以下同)ですが、1駅先の東京までだと310円で済んでしまう謎・・・

 

どうしてこんなことになるのでしょうか?!

 

それは、西船橋―東京間については、本来のキロ数でいえば400円となるところ、310円の割安な特定運賃が設定されているためです。同区間は東京メトロ東西線が競合しています。

 

この特定運賃は総武線経由にだけ設定されているのです。だからといって、京葉線で西船橋から東京まで乗って310円で済ませたら不正乗車か?というとそうではないのです。

 

大都市近郊区間内は乗車経路にかかわらず最短・最安経路の運賃で計算することになっているので、西船橋―東京間は京葉線経由であっても最安の310円となるのです。しかし、対象が総武線だけのため、八丁堀は対象外なのです😢

 

同様のケースは成田から秋葉原へ行く場合にも起こるのです😱総武線で成田から秋葉原までは1170円ですが、山手線に乗り換えて2駅先の上野で降りると940円で、長く乗ったほうが230円も安くなるのです。これは京成線と競合する成田―上野間に特定運賃が設定されているためです。上野までの乗車券を買って秋葉原で改札を通しても精算対象となります。

 

逆に、特定運賃のおかげでたった1駅先に行くととんでもない運賃の上がり方をする区間があります。それが新宿から八王子を経て北八王子まで行く場合です。

 

京王線と競合する新宿―八王子間は本来のキロ数(37.1km)だと650円のところ、490円という割安な特定運賃が設定されています。しかし、八王子で八高線に乗り換えて1駅、たった3kmの北八王子駅まで行くとなんと770円となってしまい、一気に280円もアップしてしまうのだ!😢

 

「そんな・・・北○鉄道や埼○高速鉄道じゃあるまいし・・・」

 

これはフィクションではありません。😅

 

一方、中央線で1駅隣の西八王子までは570円です。これは新宿―西八王子・高尾間は570円という特定運賃があるためです。また、特定運賃ではない横浜線に乗り換えて1駅の片倉まででも650円です。

 

八高線だけ高いのは不公平に思えますが、これは同線が東京の「電車特定区間」に含まれていないためです。電車特定区間は東京近郊エリアに設定されており、このエリア内を利用する場合はやや割安な運賃が適用されます。横浜線もこの区間に含まれます。しかし、八高線は含まれていません。このため、横浜線と比べても割高になってしまうのです。

 

ちなみに八王子―北八王子間だけなら190円です😊八高線は本数も少ないので、北八王子まで行く人は乗り換えついでに改札を一旦出ることをおすすめします👍

 

なんたって、これだけで90円浮かすことができるんですから!ただ、逆に北八王子から新宿へ行く場合、八王子は同一ホームでの乗り換えなので、着いた目の前に特快でも停まっていようものなら、そのまま乗るかどうかは悩みどころかも・・・

 

関西にも同様のケースがあります。それは、大阪から京都を経て山科・東福寺へ行く場合です。大阪から乗って京都で降りれば570円ですが、そのまま乗り通して隣の山科まで行こうものなら、860円と一気に290円も上がってしまう! 奈良線に乗り換えて1kmちょっとの東福寺まででも770円で、200円アップと残念なお知らせ😢

 

京都からの運賃は、山科までが190円、東福寺までが150円です。東福寺へは奈良線へ乗り換えるために一度コンコースへ上がる必要があるので、ついでに改札を一旦出れば50円の節約になりますが、山科は乗ったまま着いてしまうので一度降りようという気になるかどうかはあなた次第・・・それでもそのほうが100円安いのです。

 

JR西日本は2019年の春、京都以西の関西エリアからICOCAを利用して山科で降りるとICOCAポイントを乗車運賃の20%分付与するというキャンペーンをやっていました。地下鉄への乗り継ぎに便利といううたい文句でしたが、京都駅で降りられるより増収に?!とも考えられたりして・・・😅

 

最後に取り上げるのは再び東京です。常磐線から東京メトロ千代田線の北千住―西日暮里間をはさんでJR線を利用する場合、前後のJR線区間は通算するという運賃制度の特例があります。これは千代田線の開業によって常磐線各駅停車が上野に直通しなくなったためにできた制度です。

 

しかし、西日暮里乗り換えでもたった1駅で運賃が大きく異なる場合があるのです。例えば亀有から西日暮里(千代田線)経由で秋葉原や神田までは390円です。しかし、秋葉原の1つ千葉寄りである総武線の浅草橋まで行くと、西日暮里からの距離でいえば同じ運賃圏内(160円)であるにもかかわらず、なんと470円にはね上がってしまう恐怖😱

 

この例は、鉄道工学の第一人者である曽根悟・東京大学名誉教授に伺った例です。

 

この点について、曽根名誉教授は国鉄時代の鉄道管理局の違いに由来すると語っています。

 

「秋葉原から西側は東京の管理局だったが、東側は千葉鉄道管理局だった。東京は『東京鉄道管理局』1つだったのが東京北局・西局・南局に分かれたが(1969年に分割)、元東京の3局は仲間、でも秋葉原から東側は千葉局で『別会社』という意識があった」と曽根名誉教授。

 

ただし、亀有から北千住乗り換えでJRだけを使って行く場合は秋葉原・神田・浅草橋とも220円で済みます。北千住で地下ホームから地上ホームに上がる必要はありますが、運賃は大幅に安くなるのです。

 

日常に潜む矛盾とは意外なところにあるものです。鉄道に限らず、普段何気なく使っているものに疑問を持ち、ちょっとした好奇心があればこういった話はさまざまなところに出てくるのかもしれません。

 

そして、書いている自分さえも???でした・・・😅

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makoto
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